野生のクワコ・家畜のカイコ クワコ クワコ (Bombyx mandarina)は鱗翅目カイコガ科に属する昆虫 で、全国に分布しています。クワコはカイコの祖先と言われてい ます。平地から山地にかけて生息し、発生は春から秋の年2〜3 回と考えられています。ワイルドシルクについて ー 野蚕の特性 野蚕絹の種類と特性 シルクの機能性と取り扱い 野蚕絹とは 絹織物は虫の吐く糸から作っています。その中でよく知られている白い繭を作る虫を家蚕といって、5,000年以上前から中国で飼われはじめ、工夫を重ねて、虫の家畜化に成功したもので、とてもクワコ 野蚕(やさん) お蚕さんに繭を作らせる時は、こういう枠に入れてやるものなのだ。 けれどデリケートなハートを持つクワゴ氏は、珍獣様お手製の蔟がお気に召さなかったようである。見事に蔟の外で繭を作り始めた。
カイコは野外にいるの 農家で飼育されているカイコは別名 家蚕 というくらいで 野外にはいません カイコの近縁種のクワコ ヤママユガなどは野外で生息しています これらの絹糸昆虫は 野蚕 と呼ばれています クワコはカイコと同じように
クワコ 繭 大きさ
クワコ 繭 大きさ-クワコ Bombyx mandarina (Moore, 1872) 科:カイコガ科(Bombycidae) カイコガ亜科(Bombycinae) 繭写真2は06年3月5日、京都府精華町で、本種の繭の抜け殻かと思われる。幼虫写真7と幼虫写真8は飼育個体で、長野県池田町滝沢。中国浙江省の桑園で採取したウスバクワコの繭の繭層重は約6mgであり, ほぼ同じ時期に採取した中国産クワコの繭の繭層重の, およそ8分の1であった。ウスバクワコの繭層練減率は約68%であり, クワコに比べ非常に高い値であった。繭層のフィブロインのアミノ酸組成には, 両者の間で僅かな違い
イモムシが作り出す繭は、サピエンスが利用してきたものもあるそうです・・・ カイコガ科のカイコが有名ですが、他にヤママユガ科のヤママユ、サクサン、エリサン等の繭が利用されたそうです。 ヤママユガ科のクスサンという毛虫は、釣り糸の テグス になるそうです。上ぞく間際のクワコ 首を伸ばしたような感じで静止している。体長6㎝ぐらい。 繭 9月7日 飼育箱の隅に黄緑色の繭を作りました。 クワコの蛾が羽化したクワコ(クワゴ) 淡褐色で、翅に濃褐色の帯がある。 絹糸をつくるために家畜化されたカイコの祖先とされる。 飛ぶことができないカイコとは違って普通に飛翔し、夜は灯火に飛来する。 正面から見ると、もふもふで可愛らしい。 カイコと同様、成虫の口吻は退化している。 繭と、そこから羽化した成虫。 クワコの幼虫。 その名のとおり、クワやヤマグワの
黄色や緑の繭があるって本当? 様々な色のカイコの繭 カイコは系統によって上図のように様々色の繭を作ります。 この色は桑の葉の色素が体液を通して絹糸についたものです。 カロチン系の色素によって黄色~紅色の繭に中国浙江省の桑園で採取したウスバクワコの繭の繭層重は約6mgであり, ほぼ同じ時期に採取した中国産クワコの繭の繭層重の, およそ8分の1であった。ウスバクワコの繭層練減率は約68%であり, クワコに比べ非常に高い値であった。繭層のフィブロインのアミノ酸組成には, 両者の間で僅かな違いクワコとも言います。 養蚕(ようさん)用のカイコの野生種だそうで、このクワゴを養蚕用に 馴化 (じゅんか)させたそうです。 繭(まゆ)は1~2枚のクワの葉で覆われ、剥ぐと白い扁平な繭が現れ、さらに中に細長い卵型の繭があります。 カイコの幼虫は真白ですが、本種幼虫は鳥の糞を真似た形と色をしています。 馴化 =順化(じゅんか):生物が元々の
「クワコ(野蚕)の繭利用の定着」という点を指摘しています。 まず、こういう事が生活文化として定着していて、 つぎに、「飼うと云う技術」に発展するという、 発達の段階に対する指摘は、 示唆に富んでいます。クワコさん 彼は食べた桑の色素を全部絹をつくるところ(絹糸腺)に透過させるのだそう。 白い繭はさらに突然変異して、色素が全く通っていない繭なんだそうです。蚕は2日から3日ほど吐き出し続けて繭を形成します。 繭は1本の糸から形成され、糸の長さは約1500mにもなります。 スポンサードリンク 蚕はなぜ繭を作るの? 蚕は、卵→幼虫(4回脱皮をする)→サナギ→成虫、と姿を変えながら成長します。
クワコ Bombyx mandarina (Moore, 1872) 科:カイコガ科(Bombycidae) カイコガ亜科(Bombycinae) 繭写真2は06年3月5日、京都府精華町で、本種の繭の抜け殻かと思われる。幼虫写真7と幼虫写真8は飼育個体で、長野県池田町滝沢。クワコ繭層セリシンのアミノ酸組成はSerが約29mol%を占め, 以下Asp, Gly, Thr, Ala, Glu, Tyr, Arg, Val, Lys, Leu, His, Ile, Pro, Cys, Phe, Gal, Met, Glcの順に少ないことが示された。また内層と外層間の比較では, 内層においてThr, Glc, Galが多いことを知った。「クワコ(野蚕)の繭利用の定着」という点を指摘しています。 まず、こういう事が生活文化として定着していて、 つぎに、「飼うと云う技術」に発展するという、 発達の段階に対する指摘は、 示唆に富んでいます。
クワコ 野蚕(やさん) お蚕さんに繭を作らせる時は、こういう枠に入れてやるものなのだ。 けれどデリケートなハートを持つクワゴ氏は、珍獣様お手製の蔟がお気に召さなかったようである。見事に蔟の外で繭を作り始めた。クワコは年に2回発生するが、6~7月に卵を生む場合は個ずつ葉に産み付ける。 ところが秋に越冬卵を産む時は、葉には産み付けず、幹にかためて産む。 葉に産み付けられた卵は落葉とともにどこかに飛ばされてしまうことを知っているのである。 繭は薄い黄色で、カイコの原種だけあって、糸の量も多い。 改良の経緯については、何しろ5,000年以上も前のことでクワコ繭層セリシンのアミノ酸組成はSerが約29mol%を占め, 以下Asp, Gly, Thr, Ala, Glu, Tyr, Arg, Val, Lys, Leu, His, Ile, Pro, Cys, Phe, Gal, Met, Glcの順に少ないことが示された。また内層と外層間の比較では, 内層においてThr, Glc, Galが多いことを知った。
繭の内側に吐糸して繭層を厚くしているカイコが見えます。 15時間後 以下は、上部から見た画像です。 透過光は営繭の様子がよく見えます。 繭層を厚くするカイコの頭は、繭の内壁に接しています。 18時間後 繭層は厚くなりました。クワコ (07.8.11) 翅を震わせ、飛ぶ前の準備運動をする本種 (07.8.11) クワ上の中齢幼虫 (10.7.10) クワ上の終齢幼虫 (10.7.10) 終齢幼虫① (07.6.16) 終齢幼虫② (07.6.16) 繭
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